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ニュー・アーバニズムの旗手DPZのまちづくりデザインを見る 

 

 アンドレス・デュアーニとエリザベス・プラター・ザイバーク夫妻(略称DPZ)は、ニュー・アーバニストを代表するデザイナーです。

 1980年代にアメリカで発生したニュー・アーバニズムは、それ以前のアメリカのまちづくりのスタイルであった、住宅を含む都市の郊外移転化、商店街の巨大モール化、大都市郊外に開発された自己完結型の新進複合都市(エッジ・シティー)などのいわゆるスプロール化を否定し、コンパクトで多様性があり、歩いて動けるサイズで、サスティナビリティーに富んだ暖かみのある「ずっと住みたくなるような街づくり」をコンセプトにしています。

 例えば住宅では、ノスタルジックで地方性に富み、ピクチャリスクでウォーカブルな伝統的近隣住区開発といわれる、比較的高密度な住宅地を理想としました。

 ピーター・カルソープやマイケル・コルベットなどの他の著名なニュー・アーバニストが、主にアメリカ西海岸地域でその手腕を振るう中、DPZはフロリダを中心とした東南部の諸州に数多くのプロジェクトをもちます。

 またプロジェクトの早い段階から彼らが好んで行う“シャレット”(種々の許認可に関する行政担当者、関連団体の決定権者、地権者などが一堂に会し、デザイナーと共に開催するワークショップのような集中的な代表者会議)は、そのプロジェクトから時間的、経済的無駄を排除でき、この手法は日本にも大変参考になります。

 「古きよき時代のアメリカの街」、「徒歩を奨励しフットパスを多用する」、「まちなみの統一感をもたせるデザイン・コードを重視する」ことを重視したDPZのデザインする街をご覧になることは、現代日本の市街地開発などに役立つとともに、中心市街地の活性化のヒントにもなることでしょう。 

 アメリカ人が“ノスタルジー”を感じる素敵なコミュニティーを訪ねてみませんか?

 

<視察地概要>
シーサイド=DPZによる最初のTND型リゾート・ビレッジ 

メキシコ湾に広がる32ヘクタールの敷地に、

チャールストンやキー・ウェストといった

“古きよき時代の安全で ウォーカブルな街”を

規範として開発されたプロジェクト。

シーサイドには、350の戸建て、200のアパートメントに加え、 

シーニック・バイウェイ30A号線とビーチフロントの間に

ハネムーン・コテージと呼ばれるフルサ−ビスの

ホテルが 建つ。

タウン・センターには、郵便局、本屋や土産物屋

などのさまざまなショップ、レストランなどが

軒を連ねる。

白塗りのピケット・フェンス、縦長の窓、

パステル調の外壁などの優れたデザイン・コードにより、 

統一感のあるポスト・モダンな美しい

コミュニティーとなっている。

 1年を通じて一番賑わうシーズンは、春休みの

3月〜4月の時期で、ほぼ100%の利用率、

続いてサマー・バケーション・シーズンで、同80%の

高利用率となる。

DPZの代表的事例として全米中に紹介された

このプロジェクトは、その後、

映画「トゥルーマン・ショー」の 舞台となり更に知名度を上げた。

ここでDPZは、デザイン・コード作成を最重要視することで、  

最大級の成功を引き出したと言われている。

ローズマリー・ビーチ=

シーサイドに次ぐリゾート・ビレッジ

シーサイドから東へわずか10キロのメキシコ湾

沿いに1996年より販売開始されたリゾート・ビレッジ。

シーサイドとの大きな相違点は、商業施設の多い 

南エリアにおいて、1階に商業施設の入った

3階建てのロフトが多数存在する点、

北エリアを中心とした住宅地区では、

カリビアン・スタイルのデザインが数多く見られ、

住居サイズも30〜40坪程度のサイズの 

戸建てが数多く見られる点があがられる。

またシーサイドでは、主に住居の前に駐車するが、

こちらでの車の出入りは、バック・アレーからが

主流となる。

シーニック・バイウェイ30A号線で、

南北に分断されるため、南北の移動に 

やや難がある点が残念である。

アリス・ビーチ=自然との調和をテーマにしたリゾート・ビレッジ

アリス・ビーチをデザインするにあたり、DPZ事務所の

デザイナー達はセント・オーガスティンやキー・ウェストなどの

アメリカ東南部を始めとした古き美しき街々を踏査した。

その結果彼らが選択した建築様式は、

バミューダ周辺の、漆喰を中心とした 

白い塗料を使った外壁が特徴の

バミューダ・スタイル。

アンティグアに端を発するといわれるパティオ・

ハウス・スタイルとカリフォルニアの

コートヤード建築の融合による

この“白いリゾート・コミュニティー”は、

64ヘクタールの敷地をもつ。 

ントランド=DPZによるガーデン・サバーブ

 ワシントンDCの北の郊外、ゲイターズバーグに、

1988年DPZによりにデザインされた

この開発は、アメリカにおける現代版 

ガーデン・サバーブといえる。

352エーカー(約142ヘクタール)の敷地には、

戸建て、二連戸、タウンハウス、リブ/ワーク、など

様々なスタイルの住宅が建てられ、ショッピング・センター、 

自然の湖沼、小学校、デイケア・センター、

文化センターなどの施設などを持つ。 

開発前の丘陵、湖沼などの原風景を活かし、

生態系を重視したエコロジカルな

住宅地としても評価が高い。

またケントランドは、HOA(管理組合)の活動も盛んで、

これにより不動産価値の向上にも寄与している。

レイクランド=ケントランドに隣接するガーデン・サバーブ   

1996年、ケントランドに続いてDPZにより

マスタープランが 作成されたガーデン・サバーブ。

開発面積343エーカー(約138ヘクタール)に、

510のシングル・ファミリー・ホーム、464の

タウンハウス、206のコンドミニアム、 

412のアパートメント、16のリブ/ワーク   

に加え、シネコン、ヘルスクラブ、

ショッピング・モールなどが建設された。

ウィリアムズバーグ、ジョージタウン、アレクサンドリアといった

古きよき時代の美しいアメリカのまちなみを

コンセプトに開発され、1998年度には

「8 Finest for Family  Living Award」 

を受賞した。

またこちらもケントランド同様、HOAの活動が盛んである。 

 

<日程イメージ>

  第1日、

   航空便にてフォート・ウォルトン・ビーチへ  

                      (フォート・ウォルトン・ビーチ泊)

  第2日、

   終日:ローズマリー・ビーチおよびアリス・ビーチ視察

               (片道約60キロ)

          (フォート・ウォルトン・ビーチ泊)

  第3日、

   終日:シーサイド視察(片道約50キロ)

               (フォート・ウォルトン・ビーチ泊)

  第4日、

   航空便にてワシントンDCへ移動  

              (ワシントンDC泊)

  第5日、

   ジョージタウンおよびワシントンDC市内視察 

                      (ワシントンDC泊)

  第6日、

   ケントランドおよびレイクランド視察  

                 (ワシントンDC泊)

  第7日、

   航空便にて帰国の途へ 

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